Kazuyuki Nagahiro  
Last updated: March 14, 2012.

長廣 憲幸 (Kazuyuki Nagahiro)

電気通信大学 電子工学科 上野研究室
2012年度 卒業研究生


自己紹介, ver. 2, 2011年12月13日

電子工学科を選んだ理由、この研究室を選んだ理由

情報化社会であるこの時代では日常生活の上で様々なものがエレクトロニクスと関わっているので、それらについての理解を深めたいと思い、この学科を選びました。高校時代は自分が将来学びたいものを絞れていなかったので、幅広い分野を扱うこの学科は、広い視野を持って学ぶのに最適だと思いました。
上野研究室を選んだ理由は、高速かつ省エネの光通信の研究に興味を持ったからです。私たちが利用する通信容量が日増しする中、「高速」「省エネ」という言葉は光通信において極めて重要なテーマであり、それらを実現することは現代の光通信の技術に欠かせないものだと感じました。


得意な科学技術、専門科目、実習体験など

今までに履修した科目の中ではディジタル回路が得意な分野だと言えます。論理関数をMIL記法で表現することを学んだとき、それが直感に訴えやすく回路のイメージを掴みやすい表現だと感じたので好きになりました。 実際にディジタル回路の実験では様々な回路を組み立ててシミュレーションを行ったことにより、学んだことが活かされたと実感しました。
他には、得意とは言えませんが、光エレクトロニクスの実験が印象に残りました。この実験では主に半導体レーザーと光ファイバーレーザーの振る舞いを調べましたが、 実験結果以上に、レーザーの構造や発振に至る過程、光ファイバーケーブルの構造、レーザー出力のビームスポット径がどうなるか、などに興味を持ちました。 それらは過去に学んだ講義としては「半導体工学」「量子力学」「波動と光」などにあたる知識を必要とし、色々と調べたり思い出したりしながら考察したことを覚えています。 この実験は、私が光エレクトロニクスの分野に進もうと思ったきっかけでもあります。


上野研で研究したいこと

    
興味があるのはDISCループを用いたパルスの発生の研究です。電気制御を介さずに超高速のパルスを発生させることが可能なこの技術で、省エネ化に貢献したいと思ったからです。 ただし、この研究を将来具体的にどの方向に活かすのかは現時点では分からないので、今後の学習と共に考えていきたいです。


卒業後の予定

大学院への進学を考えています。現在の私には学問の知識や実験する能力だけでなく、論理的思考力やコミュニケーション能力など、まだまだ足りないものが多くあります。 これらは今まで多くのことを受け身の姿勢で取り組んできた所為だと思うので、周りの方々と助け合いながら大きな目標に向かって能動的に長期間取り組んでいくという研究室での活動は、必ず自己の向上に繋がると思います。将来は学部・大学院での経験を経て、世の中の役に立てるような仕事に就きたいと考えています。


趣味

野球観戦、都内観光


出身地

兵庫県 赤穂市

連絡先

email: nospam-nagahiro@ultrafast.ee.uec.ac.jp
(アドレス先頭の「nospam-」を削除して、ご利用ください。スパムメール対策のため。)





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