Takashi Ohira
大平 高志   

電気通信大学 電子工学科 上野研究室 博士前期課程

今年度終盤の抱負、2006/01/05

4月から院生になり、8ヶ月が経ちました。 今年度はDISCゲートの透過率に関する研究とEDFAの手作りという2つの課題を進めました。2つの課題にかける時間の配分が難しく、うまく出来ていなかったと思います。どちらの課題も実験を伴うものであり、レーザーに逆バイアスをかけたり光を出しっぱなしにしたままコネクタをつなげかえたり等危ないこともしました。(未遂はもっとあります)このような経験をしながら注意点を学んでいき、年末には一人でDISCゲートの透過率測定実験が行えるようになりました。扱う装置が10個以上あるので大変ですが、それだけに今年度の実験の中では1番達成感があります。さらに、この実験の結果とシミュレータによる測定結果を比較したものは、今年度の結果の中で一番重要なものだと思っています。

今後は、シミュレータのパラメータを補正して計算結果を測定結果に合わせる、 EDFAの分散を補償して200GHzパルスが増幅できるようにする、などが課題です。このように、これからもしばらくは2つの課題を同時並行で進めるので、うまく配分できるようになりたいです。そのためには、きちんと計画を立てることが大切であると思います。また、そろそろ進路先を考えなければならないので、自分を見つめ、よく考えたいと思います。